2005年12月03日

金沢(北陸遠征?3日目)

所変わって加賀百万石・金沢へ。
この日の朝に金沢は初雪を迎えたようで、午前中の寒さは想像を絶するもの。雨、霙、霰とあらゆるものが空から舞い、容赦なく風が吹き荒れる。日本海側の冬の厳しさは関東人には到底理解できるものじゃありませんでした。。
 
行く当ては予定はないものの、寒空の中路頭に迷うわけにも行かないので、とりあえず金沢城を目指す。
 
金沢城
 
朝に降ったばかりの雪が薄ら残る本丸の裏の道には誰もいない。一面を紅葉と銀杏が覆う。この彩りは、自分のしょぼいデジカメでは表現できませんでした。
濡れて柔らかくなった路を歩くたび靴に張り付く紅葉に、次第に可愛らしささえ覚えた。
 
道路を隔ててお隣の兼六園へ。
さすがは日本三大庭園だけあって、こちらは団体客も多い。師走に備えた「雪吊り」という光景が質素な庭園にコントラストをつけていた。黄緑の苔を深紅の紅葉と蒼白の霰が覆う。手を加えて整備された形式美よりは、こういう人の手ではどうしようもない構図こそ、自分には日本らしい粋を感じられた。最高のタイミングに来れた幸運を感謝。
雪吊りを背景に、日本最古の噴水をパチリ。
 
兼六園
 
午後。雨が止んだと思ったらまたすぐに降りだす。その繰り返し。
金沢随一の繁華街である香林坊・片町を抜けて近江町市場へ。
昼過ぎという時間も相まって、アーケード街の活気は凄いもの。多くの店先で2000円くらいの小振りの越前カニが行儀良く並ぶ。
 
続いて主計町(かずえまち)の茶屋街を訪れる。
浅野川沿いに紅殻格子が続く町並みは、夕暮れによく映える。キレイにライトアップされた中の橋を通って東山へ。茶屋街の袋小路で見つけた緑地スペースでパチリ。
 
主計町
 
東山のちょっと奥にある寺院群。
既に辺りは闇。男一人の肝試しほどモチベーションの上がらないものはない。とぼとぼと歩く最中、琴や三味線の音色が洩れ聞こえる店などがあって、気持ちが華やぐ。
ひがし茶屋街を経由して、片町で夕飯。続いて、にし茶屋街。
こちらはひがしに比べて規模は小さく、敷居の高い料亭ばかり。。
 
てな感じで、午前は金沢城・兼六園、午後に茶屋街・寺院群と歩いて廻ったのですが、徒歩オンリーでは時間的に限界がありますね。寒くて機動力が低下していたせいもありますが、最後は茶屋街も駆け足だったし、武家屋敷跡とかカバーしきれないものも。
全体的に金沢の町は春に行った長崎によく似てると思いました。石畳の寺町、ライトアップされた橋など、ホントによく似てる。
 
歩いて見てみると、この町は休憩ポイントが多い。年配の観光客が多いからでしょうか、何気なく休憩できる場所が用意されてる、茶屋街の端とかに。それがホントに何気なくあるものだから、誰もいなかったりしてゆったりできちゃう。そういう配慮がすごいよかった。
でも、こういうスペースは、夏とかどうなんだろう。これだけ風情があって、人気がないと、某学園祭の三四郎池にある藤棚と同じように使われてそうな気がしないでもない。…余計なお世話か。
posted by chinon at 22:30| Comment(0) | TrackBack(2) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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